「歯周病なんて、たいしたことないでしょ？」
こんな風に思っている方もいるかもしれません。確かに、初期の歯周病は痛みを伴わないため、つい見過ごしてしまうことがあります。
しかし、歯周病は放置しておくと、思わぬ悪影響を及ぼす恐ろしい病気なのです。
今回は、歯周病の本当の姿についてご紹介します。
歯周病ってどんな病気？
歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間の隙間に細菌が繁殖し、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。
初期の段階では自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行してしまうことが多くあります。
歯周病を放置するとどうなる？
歯周病を放置すると、以下のような様々な問題を引き起こす可能性があります。
歯がぐらついてくる 歯を支えている骨が溶けてしまうため、歯がぐらつき、最終的には歯を失ってしまうことがあります。
口臭が気になる 歯周ポケット内にたまった汚れや細菌が原因で、口臭がひどくなることがあります。
全身への影響 歯周病菌は、血液に乗って体中に広がり、心臓病や糖尿病、肺炎などの原因になることも。
歯周病予防のためにできること
歯周病を予防するためには、毎日の丁寧な歯磨きが大切です。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間や歯周ポケットの汚れをしっかり落としましょう。
また、定期的に歯科医院を受診し、プロによるクリーニングを受けることもおすすめです。
歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、つい見過ごしがちですが、放置しておくと様々な問題を引き起こす恐ろしい病気です。
健康な歯を保つためには、日々の歯磨きをしっかりと行い、定期的に歯科医院を受診することが大切です。
「歯周病なんて、自分には関係ない」と思っている方も、一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
早期発見・早期治療が、歯周病の進行を食い止める一番の方法です。
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